全国高校サッカー選手権で、山口県代表の高川学園は初戦、前回王者・青森山田と対戦。
「トルメンタ」がさく裂し2対1で競り勝ちました。

オレンジのユニフォーム高川学園、初戦の相手は前回王者・青森山田です。

前半、シュート2本に抑えられ0-0で折り返した高川学園は、後半7分、この試合1本目のコーナーキックのチャンスを得ます。

ここで、相手のゴール前で、4人が手をつないでグルグル回る「トルメンタ」が飛び出します。

ショートコーナーから2番・柿本のシュートはポストに嫌われますが、折り返したボールを2年生エース大森が頭で押し込みます。

スペイン語で「嵐」を意味するトルメンタが、選手権では3大会ぶりにさく裂し、高川学園が先制に成功します。

さらに後半32分、途中出場の行友が相手ゴール前で激しく競り合いPKを獲得。

エース大森が落ち着いて右隅に決め2対0、リードを広げます。

しかし、後半36分、前回王者・青森山田も意地をみせ、高川学園は1点を奪われてしまいます。

その後、相手の激しい攻撃を最後まで体を張って守り切った高川学園。

2対1で前回王者に勝利し、3回戦進出を決めました。

（高川学園・沖野眞之介キャプテン）
「この1戦は通過点に過ぎない。
次の1戦、絶対勝ちぬいて日本一を目指す」

3回戦は1月2日、静岡学園と対戦。
KRYテレビでは午後2時5分から実況生中継でお伝えします。