春のセンバツ 日本航空高校石川が2年連続出場決定 21世紀枠候補の小松工は選出されず
2年連続4回目の出場を決めた日本航空高校石川。
去年秋の北信越大会で、富山の高岡第一と準決勝を戦い、8回コールド勝ちで決勝に進出。
決勝では、福井の敦賀気比に一歩及びませんでしたが、見事、準優勝を果たしていました。
日本航空石川・及川 蓮志 主将:
「今は凄くほっとした気持ちでいっぱいです。自分たちが能登の気持ちを背負うとまではいかないですけど、自分たちが頑張っている姿を沢山の人に見てもらいたい」
日本航空石川は能登半島地震の影響で学校施設が使えなくなり、今も野球部以外の生徒は東京の校舎で学校生活を送っています。
この日は、離れ離れになった同級生らもリモートでその様子を見守りました。
「野球部のみなさん甲子園出場おめでとうございます。共に学ぶ仲間として大変感動しております」
野球部は震災後、山梨県に練習拠点を移していましたが、去年5月に輪島市に戻ってくることができました。
日本航空石川・中村 隆 監督:
「去年は震災の直後だったので全員で集まることができずに自宅で発表を聞いてもらうことになった子が結構いて、本当に申し訳ない気持ちでした。今回は能登キャンパスに帰ってこられた、全員で発表を聞けたということは本当に嬉しく思っています」
一方、北信越大会でベスト4に進出した小松工業は、21世紀枠候補として推薦されていましたが、残念ながら選出はされませんでした。
センバツ高校野球は3月7日に組み合わせ抽選会が行われ、18日に開幕します。