サッカー女子日本代表のパリオリンピック直前の強化遠征メンバーが発表され、金沢市出身の北川ひかる選手も選出されました。
夢のオリンピック出場に向けてあと一歩です。


北川ひかる選手：
「パリオリンピック本戦に向けての準備として今回スペインにおいてニュージーランドと戦います」

パリ五輪直前の海外遠征に選出された金沢市出身の北川ひかる選手。ことし2月に行われたパリオリンピック最終予選では日本代表に追加招集され、その試合で大活躍。オリンピック出場権獲得に貢献しました。

高校生の時には17歳以下のワールドカップで日本の初優勝に貢献するなどジュニア世代の頃から注目を浴びてきた北川選手。13年前、高校1年生でこんなことを語っていました。

北川ひかる選手：
「最後はなでしこジャパンに入ってオリンピックやワールドカップで優勝したいと思います」

しかし、その後はなかなか代表に定着することができず、27歳を迎えたことし、自身初のオリンピック出場を目指します。

北川ひかる選手：
「そこから（代表に）選ばれなくてパフォーマンスも落ちて、そういう道筋は自分の中ではなくて元々20歳からは代表でと思っていたので、でもそれは出来なくて、遠回りしても良いから最終地点で戻れればいいかなと思っていたので長い道のりでしたけど、戻ってこられて良かったと思います」
「しっかりとオリンピックに選ばれて、チームとして優勝して活躍したいです」

今月末からのスペイン遠征に参加するのは22人。オリンピックメンバーは18人。
夢のオリンピック出場へ正念場を迎えます。