「あまり気負い過ぎないこと」楽天の開幕投手 早川に聞く

プロ野球はいよいよ明日開幕。楽天の開幕投手は2年連続、早川隆久投手。大一番に向けての思い、今シーズンの目標を聞いた。
Q2年連続の開幕投手。今の心境は
A早川投手「いたって普通。自分が他の先発ピッチャーより早めに投げる機会が決まったというくらいのモチベーション。あまり気負い過ぎないというか・・。『しっかり調整してほしい』というメッセージでもあるかと思うので、程よいプレッシャーを感じながら過ごせてと思う。世間的には開幕投手ってチームの顔とかエースピッチャーという存在ですけど、自分の中では本当に空回りしやすいっていう自分の性格もあるので個人的解釈としては大事な143試合のうちの1試合。もちろん勝てばシーズンもいい形で入れる、3連戦のカード頭、2戦目、3戦目も楽に行けると思う。」
昨シーズン球団史上初の左腕2ケタ勝利を達成
プロ5年目のシーズン2年連続開幕投手の大役を担うチームの「エース」が早川
早川投手
「自分の中でもエースって言葉は気に入っているというというか言われて嬉しい言葉ではあるが、考え方ひとつでマウンドに立つ一人一人がエース。マウンドで投げる人こそが『エース』。結果というより自分が大事にしているのはそれまでの過程。チームを引っ張っていくというよりは背中で、ここまでやっているから結果がついてくるんだな、ということを示せば他の選手もついてくると思う。」
Q多彩な変化球も早川投手の魅力
A早川投手「球種は2,3種類増やした。チェンジアップとスライダー。スライダーもある程度(バッターの)反応いい。チェンジアップも悪くない。ただ真っすぐが生きてこないと変化球が生きてこない。真っすぐの重要性を感じた」
今季から取り組むタイミングをはずす球、チェンジアップ
そしてスライダーを有効な武器にするために、開幕までの時間はストレートに磨きをかけてシーズンに挑む。
早川投手
「勝利数も大事だが、本当に大事なのは防御率。去年2.54. 2.25・・・2点台切るところを目指してやっていきたい。」
ミヤギテレビでは開幕3連戦を全て生中継でお伝えする。