“永瀬選手みたいに大技で勝ちたい” 母校で開催「永瀬貴規杯柔道大会」子どもたち750人参加《長崎》
【NIB news every. 2024年12月23日放送より】
パリオリンピックの男子81キロ級で史上初の連覇を達成した永瀬 貴規選手。
21日は、母校の長崎日大高校で恒例の柔道大会を行い、子どもたちと交流しました。
21日、長崎日大高校の「N.アリーナ」で開かれた「永瀬貴規杯柔道大会」。
コロナ禍でスポーツ大会が軒並み中止となった2020年に柔道部の協力のもと、子どもたちが柔道に触れる機会を提供したいと始まり、今回で4回目を迎えました。
県の内外の園児から中学2年生まで、約750人が参加。それぞれのカテゴリーに分かれて対戦しました。
(永瀬選手)
「待て」
それぞれの決勝戦では、永瀬選手自らが審判を務めます。
入賞したチームにはメダルの授与も。
子どもたちは憧れの選手を前に目を輝かせていました。
(6年生)
「すごくうれしかった。かっこよかった。いつも1本とか技ありで決めてくれるところ(が好き)」
(4年生)
「かっこよくて身長がでっかくて、すごく強そうだった。永瀬選手みたいに大技で勝っていきたい」
(永瀬 貴規選手)
「勝ち負けは必ずついてくるものなので重要だが、柔道と向き合う時間は大事だと思う。大会を通して柔道そのものを好きになってもらって、これからも長く続けてくれたら」
また、大会に先立って20日は、県柔道協会がメダル獲得の祝賀会を開催。
恩師や柔道関係者など、約70人が駆けつけ史上初の快挙を称えました。
(永瀬 貴規選手)
「私の原点は長崎でありますし、この地でたくさんの人に出会い、支えていただいたからそ、今の自分があると思いますし、2連覇という偉業を達成することができた。
柔道を通して長崎県に貢献し、恩返しができるように柔道家として1人の人間として精進していきたい」