J1セレッソ大阪内定 古山兼悟選手が母校・立正大淞南高校で会見 島根県
大学最終学年を待たずに夢を掴み取りました。
立正大淞南高校出身・古山兼悟選手のサッカーJ1・セレッソ大阪への入団が決まり、12月14日母校で会見を開きました。
大阪体育大学 3年 古山兼悟 選手
「1段階上の質でやれる楽しみと、昔から向ていた選手たちとサッカーができる喜びを感じています」
後輩が見守るなか、立正大淞南の体育館に姿を現した大阪体育大学3年の古山兼悟選手。2025年シーズンからサッカーJ1・セレッソ大阪への加入が決まっています。
古山選手は、大阪出身で島根県松江市の立正大淞南高校に進学。高校時代は、立正大淞南のエースナンバー「17」を背負いストライカーとして活躍しました。その後、大阪体育大学に進み、去年、関西学生リーグ1部で19ゴールを挙げ、2年生ながら得点王に。
優れた得点能力が評価され、現在、セレッソ大阪でJリーグなどの試合に出場できる特別指定選手としてプレーしています。
高校時代を自分の原点だという古山選手。高校3年の時、全国選手権大会出場をかけた島根県大会決勝での敗退が成長につながったといいます。
大阪体育大学 3年 古山兼悟 選手
「あそこで負けたのが良かったとは言わないですが、あの負けが自分の原動力になっています」
12月開催の全国選手権大会に出場する後輩たちも古山選手の活躍に大きな刺激を受けています。
立正大淞南高校の後輩
「関西学生リーグで得点王なってるので、プロになってもおかしくないなとずっと思ってました」
「プロで活躍して得点王なってるところ見てみたいです」
セレッソ大阪は、元日本代表の香川真司選手などが所属する強豪チーム。大学最終学年を待たずのプロ内定は、将来の得点源として期待の大きさがうかがえます。
大阪体育大学 3年 古山兼悟 選手
「プロになったらどんどんゴールを狙っていく姿を見て欲しいですし、泥臭くてもサポーターの心を掴めるようなプレーをしていきたい」
2024年も特別指定選手を続け、大学のリーグ戦を中心にプレーする予定です。