パリオリンピックがいよいよ来週開幕します。青森市出身でバドミントン代表の奈良岡功大選手の壮行会がきのう夜、東京で開かれ県出身の人たちがエールを送りました。

奈良岡選手の壮行会は東京青森県人会が東京・麻布のレストランで開きました。はじめに県人会の柳田会長が「十分に試合や練習を積んできたので自信に変えて頑張って下さい」と激励しました。奈良岡選手は青森県出身の人たちを中心に集まったおよそ20人を前に「良い結果を出せるようがんばります」と健闘を誓いました。奈良岡選手はバドミントン男子シングルスで最新の世界ランキングが5位。メダル獲得が期待される日本のエースです。

★バドミントン男子シングルス　奈良岡功大選手
「いつも通り1戦1戦全力で頑張りたい」
Qメダル取ったら津軽弁出すとか浪岡の人たちにメッセージとかやるつもりありますか？
「やろうかなと思います（メダル）取ったら」

奈良岡選手たちバドミントン選手団はあすパリに向けて出国します。

階上町では自転車トラック種目・日本代表の小原佑太選手を激励しようと母校・階上中学校の後輩たちが日の丸の旗にエールを寄せ書きしました。生徒会の呼びかけで全校生徒195人が所属する部活動ごとにメダル獲得への期待などを込めました。

★階上中生徒会の生徒
「階上町から28年ぶりぐらいで、すごい快挙を成し遂げたということだったので　まず階上町を世界中に広めてきてもらいたいという思いで寄せ書きをしました」
「とても誇りなのでぜひ金メダルをとってきてくださいと書きました」
「最後まで自分が悔いのないような走りをしてもらえれば僕的にはよいかなと思います」

また、石鉢小学校でも4年生から6年生までの児童102人が寄せ書きに取り組みました。きのう最後のメッセージを日の丸の旗の中央に入れて完成させました。

★石鉢小6年生
「努力すれば世界と戦えるんだなと思いました　小原選手と同じように続けることを頑張っていきたいと思います」
「優勝できるように頑張って下さい」

町役場でも小原選手を紹介するパネル展が始まり町全体でオリンピック初挑戦を応援しています。町長たちもメッセージを書き込んだ3枚の寄せ書きはパリへ応援に向かう小原選手の家族に託されます。パリオリンピックの自転車トラック種目は8月5日から11日まで行われます。