明治安田J1リーグ、アルビレックス新潟は14日ホームで湘南ベルマーレと対戦。3対1で快勝しました。

カップ戦では9年ぶりのベスト4進出、リーグ戦では5試合負けなしと勢いに乗る新潟、ホームで湘南と対戦しました。

試合は前半6分、新加入の橋本から長倉へクロス、これは惜しくも収まりません。

前半7分、長倉からパスをうけた谷口が左の深い位置からクロスを上げると小野がヘディングシュート、立て続けに相手ゴールに迫ります。

するとその1分後でした。橋本、長倉とつないで最後はスルーパスに小野裕二、相手ディフェンダーがかき出そうとしますが、ボールは完全にラインを割ってゴールイン。小野の今季3点目で先制に成功します。

前半18分にはケガから復帰し4か月ぶりの出場となった太田のクロスに長倉。

太田が久しぶりの公式戦で存在感を放ちます。

飲水タイムを挟んで迎えた前半32分、カップ戦で大活躍のこの選手が魅せます。

橋本からパスを受けた長倉、ゴール前で切り返して、技ありシュート、相手ディフェンダーの逆をついて沈めました。

〈アルビレックス新潟　長倉幹樹　選手〉
「力さん（松橋監督）からアドバイスをもらってゴール前で切り返しだったり工夫したら……と言われたのでああいうプレーができました。」

2対0で試合を折り返した新潟は後半11分、稲村の浮き球のパスに長倉が抜け出します。

東洋大学4年・稲村も積極的にチャンスを演出。

後半14分にはＦＫのチャンスに橋本、正確な左足で直接ゴールを狙っていきます。

後半17分には太田がドリブルで運んで自らシュート、ビッグチャンスを作るもゴールの左にそれます。

すると後半30分、稲村が前線の谷口にパスを通すと相手を引き付け……右足一閃、狙いすましたシュートで谷口は今季10ゴール目を決め、自身初のＪ1・2桁得点を達成、稲村は初アシストを決めました。

3対0と湘南を突き放すと、後半アディショナルタイムには一人退場した湘南に1点を返されますが、3ゴールを奪った新潟が快勝。勝ち点を39に伸ばし暫定10位に浮上しました。

〈アルビレックス新潟　谷口海斗　選手〉
「自分が決めきれて3－0にできたのは大きかった。チームの勝利に貢献するゴール、結果としてそこにつながっているのはいいのかなと思う」

次の試合は9月18日水曜日午後7時から、アウェーで名古屋グランパスと対戦します。