「令和の怪物」の争奪戦です。アメリカ・メジャーリーグの移籍交渉などが行われるウインターミーティングが10日始まり、陸前高田市出身でプロ野球・千葉ロッテの佐々木朗希投手に各球団の監督が高い関心を示しています。

レッドソックス コーラ監督
「（佐々木投手は）いいピッチャーだ。若くて剛速球を投げる」

ダイヤモンドバックスロブロ監督
「（佐々木投手は）メジャーで先発して即戦力になるだろう」

　佐々木投手は、通算で29勝15敗、防御率が2.10。おととしには史上最年少で完全試合を達成して去年はWBC制覇に貢献し、今シーズン初の二桁勝利をあげました。

　メジャーリーグの公式サイトでは、注目選手ランキングでナンバー1の佐々木投手の獲得に各球団の駆け引きが始まっています。

パドレス シルト監督
「（佐々木が）我々のダルビッシュに敬意の念が間違いなくある。獲得に向けてダルビッシュができることをしてくれる安心感と確信がある。（佐々木の争奪戦に）パドレスはとてもいい位置にいる」

　一方、大谷選手が所属するドジャースは。

ドジャース ロバーツ監督
「話せないよ」

明言を避けました。

　ポスティングシステムでのメジャー移籍を目指す佐々木投手とMLB球団との交渉期限は、来年1月24日の午後10時まで。果たしてどの球団に移籍するのか注目です。