わらび座が新作ミュージカル ”三湖伝説”がテーマ
仙北市を拠点とする劇団わらび座が県内の湖にまつわる伝説をテーマとした新作ミュージカルを来月、上演します。出演する俳優だけでなく作品を彩る音楽やポスターも県内出身者が担っています。
公演会場の1つとなる施設の玄関口付近。秋田市にあるあきた芸術劇場ミルハスの1階のロビーです。12月に県内各地で披露する新作ミュージカルについて報道関係者以外にも広くPRしようと、わらび座はあえて来場者の目にとまりやすい場所を選びました。記者会見には出演する俳優陣に加え、脚本、演出、音楽をそれぞれ手がけた3人も同席し見どころを紹介しました。
新作ミュージカルのタイトルは「新解釈・三湖伝説」。ポスターは由利本荘市出身のイラストレーター、遠田志帆さんが手がけました。十和田湖と干拓前の八郎潟、それに田沢湖の3つの湖にまつわる言い伝え「三湖伝説」を題材にしてわらび座がオリジナルストーリーに仕上げた作品で、秋田市出身の渡辺絢也さんが音楽を担当します、
作品では4人の俳優が演じますが、重要な役どころを担うのが県内出身の2人。由利本荘市出身の佐々木亜美さんと仙北市出身の平野つくしさんです。
新作ミュージカル「新解釈・三湖伝説」の公演は12月2日に仙北市田沢湖にあるあきた芸術村の劇場で始まり、17日には男鹿市で、22日にはミルハスで行われます。