北都銀行の中間決算 増収減益
北都銀行は今年度の中間決算が増収となったものの利益は減少したと発表しました。
北都銀行によりますと一般企業の売上にあたる経常収益は9月までの半年間で115億2600万円で前の年の同じ時期に比べて14億2700万円、率にして14・1%増えました。日銀による金利の引き上げなどを受けて貸出金利の利息が増えたことや、債権の売却益が主な要因です。
一方、融資先の経営悪化に備える費用=「与信関係費用」が増加したことから中間の純利益は2億7300万円と前の年の同じ時期に比べて1億4300万円率にして34・3%少なくなりました。
今年度1年間の純利益については従来予想の15億円を据え置いています。今後の金利の見通しについて北都銀行の伊藤大介常務は「アメリカ大統領選挙の結果や国内の政治状況が不透明だ」としつつ「年度内にもう一段の引き上げがあるのではないか」とコメントしています。