【箱根駅伝】青山学院大学が2年連続の往路優勝 山で鮮やか逆転劇! 黒田朝日、太田蒼生、若林宏樹ら躍動 2位中央大学とは1分47秒差
第101回箱根駅伝の往路が2日に行われ、青山学院大学が2年連続7回目の往路優勝を飾りました。
1区は中央大学の吉居駿恭選手(3年)が区間歴代4位、1時間01分07秒の好タイムで区間賞を獲得。青山学院大学は宇田川瞬矢選手が後半食らいつき、1分44秒差の10位でタスキをつなぎます。
2区では東京国際大学のエティーリ選手(2年)が1時間05分31秒の区間新記録をマーク。創価大学の吉田響選手(4年)も1時間05分43秒と区間記録を上回るハイレベルなレースとなる中、青山学院大学は黒田朝日選手(3年)が区間記録を上回る1時間05分44秒の力走。7人抜きの区間3位の走りで、順位を3位に押し上げます。
3区は中央大学の本間颯選手(2年)は1時間00分16秒の快走。最初で最後の箱根となった鶴川正也選手(4年)は、区間4位の力走をみせますが、先頭と2分24秒差に広げられます。
それでも4区では太田蒼生選手(4年)が猛追。13キロ付近で創価大学をとらえ2位に上がると、先頭の中央大学との差を約1分半以上つめ、45秒差でタスキリレー。区間歴代2位、1時間00分24秒のタイムで区間賞を獲得します。
往路最終5区を託された若林宏樹選手(4年)は、3度目の山上り。徐々に上りに入り中央大学との差を一気につめます。10キロ手前で中央大学の園木大斗選手(4年)をとらえると、往路優勝のフィニッシュテープ。若林選手は区間新記録の快走でした。
2位は中央大学で1分47秒差。3位は2分29秒差で早稲田大学と続きます。青山学院大学は、3日の復路で2年連続の総合優勝を目指します。
▽往路結果
1位 5時間20分01秒 青山学院大学
2位 5時間21分48秒 中央大学
3位 5時間22分30秒 早稲田大学
4位 5時間23分17秒 駒澤大学
5位 5時間23分38秒 創価大学
6位 5時間25分26秒 國學院大學
7位 5時間25分58秒 城西大学
8位 5時間27分27秒 立教大学
9位 5時間27分53秒 東洋大学
10位 5時間28分03秒 日本体育大学
------シード圏内------
11位 5時間28分34秒 東京国際大学
12位 5時間28分37秒 中央学院大学
13位 5時間28分40秒 順天堂大学
14位 5時間29分28秒 帝京大学
15位 5時間31分03秒 山梨学院大学
16位 5時間31分25秒 法政大学
17位 5時間33分04秒 日本大学
OP 5時間33分05秒 関東学生連合
18位 5時間33分39秒 神奈川大学
19位 5時間33分44秒 大東文化大学
20位 5時間36分50秒 専修大学