×

地元出身の探検家をたたえて「白瀬矗中尉をしのぶ集い」子どもたちが街中を行進 にかほ市

2025年1月28日 18:01
地元出身の探検家をたたえて「白瀬矗中尉をしのぶ集い」子どもたちが街中を行進 にかほ市

日本人で初めて南極大陸に到達した、にかほ市出身の探検家・白瀬矗中尉の功績をたたえて、地元の子どもたちなどが街中を行進しました。

白瀬中尉の生家でもある浄蓮寺も訪れた一行は、地元の偉人に思いをはせていました。

今年が58回目の「白瀬矗中尉をしのぶ集い」。

地元の小中学生をはじめ、約170人が参加しました。

新型コロナウイルスの影響などで見送られてきた子どもたちの行進が行われるのは、5年ぶりです。

まず訪れたのは、白瀬中尉の生家でもある浄蓮寺です。

白瀬中尉が眠る墓前で手を合わせて、祈りを捧げます。

日本人で初めて南極大陸に到達した、旧金浦町出身の探検家の白瀬中尉。

113年前の1912年1月28日に、たどり着いた南極の地点に日章旗を掲げて、その辺りの土地を「大和雪原」と名付けました。

白瀬中尉に思いをはせて、参加者たちは南極探検旗を手に、約2.5キロを歩きます。

1時間ほどかけて、最終地点の南極公園へ。

時折雨風が強まる中、歩みを止めず無事に「到達」しました。

生徒
「白瀬矗さんのように、夢に向かって努力できる人みたいになりたいなと思いながら歩いていました」
「私はスポーツと勉強の両立をしっかりがんばりたいです」

参加した子どもたちは、地元出身の偉人への理解を深め、自身の躍進も誓いました。

主催したにかほ市教育委員会は、今後も白瀬中尉の功績を、後世に伝えていくことにしています。

最終更新日:2025年1月28日 18:33
    ニュース
    テレビ
    ラジオ
    イベント・映画
    アナウンサー
    番組表
    動画配信
    ブログ
    ABSあきたアプリ
    SNS