感謝と感動あふれて…専門学校生が模擬披露宴 準備には3か月以上 支え見守ってくれた家族に成長した姿を披露 秋田市
ホテルやブライダル業界について学ぶ学生が企画・運営した模擬披露宴が、2月7日秋田市で開かれました。学生たちは家族や教職員に成長した姿で感謝の気持ちを伝えました。
秋田市にある専門学校「秋田コアビジネスカレッジ」の学生たちが家族や教職員を招き、結婚式場で開いた模擬披露宴。卒業制作として3月に卒業する2年生を中心に去年10月から準備を進めてきました。
「結 ~一人ひとりの物語~」というコンセプトのもと、卒業後はほとんどがホテル業界に就職するという学生たちが、式の進行やテーブルサービスだけでなく、メニューの考案やウェディングケーキのデザインなども担いました。
最後は、家族に向けてサプライズでプレゼントも。
あいさつ 学生代表 加賀彩乃さん
「この模擬披露宴はわたしたち2年生が何度も話し合いを重ね作り上げました」「毎日私たちが元気に過ごせたのはご家族の皆様のお力があったからです。温かい優しさで私たちの気持ちを受け取ってくれて、私たちを信じて夢を追い続けさせてくれて、私たちの学校生活にはなくてはならない存在でした。まだ少し頼る場面があるかと思いますが親孝行するその日まで待っていてください」
家族や教職員に成長した姿を見せることで感謝の気持ちを伝えました。
出席した学生の家族は…
「自分の手から少し離れていくだろうし、その点も、離れていってもちゃんとやってくれるのかな、そういう姿を見せてもらいまして幸せです」
「これからもし県外に出ても、県内に残るとしても、一人の人間として本当に頑張っていってほしいです」
学生のお父さん
「今度社会人として県外で働くんですけども、離れ離れになって今この学校で勉強してきたことが力になって、会社でも活躍できればいいなと、そういうのを今後見ていきたいなと思いました」
学生「たくさん2人には迷惑かけてきたので、これからは…恩返しできるように頑張りたいです」
たくさんの人に支えられながら夢に向かっておもてなしの心を学んできた学生たち。
これまでの経験を糧に春から新たな一歩を踏み出します。