審査員はプロのバーテンダー 学生が勝負の一杯を披露 カクテルコンペティション
ホテルやブライダル業界への就職を目指す学生がカクテルを作る技術を競う大会が30日秋田市で開かれました。出場した学生が、日頃の練習の成果を発揮してこだわりの一杯を披露しました。
基本となる洋酒にほかの酒やジュースなどを混ぜて作る“カクテル”。そのカクテルを作る技術を競う大会が、秋田市のパーティーギャラリーイヤタカで開かれました。
出場したのは、県内で唯一ホテルやブライダル業界を学ぶ学科がある、秋田コアビジネスカレッジの1年生11人です。大会は、普段から授業でカクテルについて学んでいる学生たちのサービス技術の向上を目的にしています。
「結婚する新郎新婦へ捧げるオリジナルカクテル」をテーマに10分ほどの持ち時間でそれぞれが考案したカクテルを作り上げました。
審査するのは、秋田市内に店を構えるバーテンダーです。カクテルの色や香り・味に加え、飾りつけや名前のセンスなどが評価されます。
学生たちは緊張感を味わいながらも日頃の練習の成果を存分に発揮し、こだわりの一杯を披露しました。
柿崎美羽さん
「やっぱり手が震えるし緊張しちゃって。でも先輩方も見てくれてるし、先生もきょうまでたくさん練習見てもらったので、その分頑張ろうと思って頑張りました」
佐藤凛佳さん
「今回すごくいい経験になったので、これを機にもっとたくさんの資格や検定などにも挑戦していきたいです」
学生たちは後日発表される審査の結果も糧にして、さらに魅力的なカクテルづくりを学んでいきます。