避難所の生活環境改善へ 簡易シャワーや簡易ベッド、炊き出し用の機材などを新たに備える方針 秋田県
県は、避難所での生活環境を改善するため、簡易シャワーのほか、簡易ベッドや炊き出し用の機材などを新たに購入し、大規模な災害が発生した際の「備え」を強化していく方針を県議会に示しました。
県議会の総務企画委員会では、防災力の強化について議論が交わされました。
来年度、県は、主要な3か所の備蓄倉庫に、水を再利用して使用できる簡易シャワー3台や、簡易ベッド200台などを新たに備える計画です。
また、車中泊で避難をする人を支援するため、道の駅などで使う炊き出し用の移動式キッチンを、県内3か所に導入する方針も示しました。
このほか、県は、物流・倉庫事業者の知見を活用し、支援物資の再配置を進め、効率的な管理・供給体制の構築を進めていきたい考えを示しました。
最終更新日:2025年2月18日 18:36