県内に線状降水帯発生 土砂災害や河川氾濫に厳重警戒を
気象庁は20日朝早く、県内で線状降水帯が発生して非常に激しい雨が同じ場所で降り続いていると発表しました。秋田市や横手市などに土砂災害警戒情報が出されていて、由利本荘市は一部地域に避難指示を出しています。
(午前6時55分現在)
秋田市中心部は午前4時半すぎまでの1時間に26.5ミリの強い雨が降りました。午前6時までに観測された1時間降水量は秋田市雄和で59.5ミリ、秋田市大正寺で57.0ミリ、横手市で46.6ミリです。
気象庁は午前6時前に、「線状降水帯が発生して非常に激しい雨が同じ場所で降り続いている」と発表しました。
秋田市と横手市、由利本荘市、湯沢市、大仙市、美郷町に土砂災害警戒情報が出されています。
由利本荘市は岩城地域と小友地域、大内地域と北内越地域に大雨警戒レベル4にあたる避難指示を出しました。
秋田地方気象台は土砂災害や低い土地の浸水、河川の氾濫などに厳重に警戒するよう呼びかけています。
大雨の影響で秋田新幹線や羽越線の列車に区間運休が発生しています。由利高原鉄道も運転を見合わせています。最新の情報をご確認ください。