冬季休業中の動物園を貸し切りで…小学生が命の大切さを学ぶ特別授業 秋田・大森山動物園
秋田市の大森山動物園で小学生が動物と触れ合い、生き物について考える校外授業が行われました。
児童たちは動物へのエサやりのほか、心臓の音を聴いて命の大切さを学びました。
冬季休業中の大森山動物を訪れたのは秋田市にある浜田小学校の4年生から6年生の児童、25人です。
動物と触れ合い、生き物について学びを深めてもらおうと、今回初めて貸し切りで校外授業が行われました。
大森山動物園 小松守園長
「基本的に動物というものは動いて、探して、生きてく上で一番大事なものは食べること」
児童たちはさまざまな動物の食事の様子を見て回ります。
動物園では飼育員がエサやりをしますが、それぞれの動物が自然の中でどのように体を使いながら食事をとるかも学びました。
また児童たちは動物と自分の心臓の音を聴き比べました。
「自分の心臓よりもモルモットの心臓の方が速くてびっくりしました」
「これからは動物にも優しく命を大切に扱っていきたいです」
大森山動物園 小松守園長
「色んな生き物がいるんだけれども、みんな自分と同じ生きている存在であるということを知るということが、実は環境だったりだとか色んなことを考えている。相手のことも考えてあげる、そこにつながる、だから生き物教室というのは今すごく大事な時代になってきているんじゃないかなと私は思います」
約2時間行われた動物園での校外授業。児童たちは命の大切さを改めて実感していました。
大森山動物園は現在冬季休業期間ですが、次の土曜日22日から24日月曜日の振り替え休日まで3日間は、冬の動物たちの魅力が楽しめる雪の動物園が開かれています。
通常営業は来月15日土曜日からの予定です。