お年寄りや障がいがある人への理解を深める体験授業 児童が支援の大切さを学ぶ 大館市
大館市の小学校で、お年寄りや障がいがある人への理解を深めてもらおうと、体験授業が行われました。
児童たちは、視野が狭くなるゴーグルを身に着けたり、車いすに乗ったりして、日頃の支援の大切さを学びました。
大館市の早口小学校で行われた体験授業には、4年生の児童7人が参加しました。
7人は、総合的な学習の時間で、福祉について学んでいて、28日の授業は、高齢者や障がいがある人への理解を深めることが目的です。
児童が身に着けたのは、ゴーグルや重りです。
視野が狭くなることや、筋力の衰えにより体が動きづらくなるのを感じて、高齢者の日常生活や不自由さを体験しました。
記者
「どうだった?」
児童
「腰が痛いです」
記者
「腰が痛い?」
児童
「思うように動けなくて、なんか視野がなくて、階段がちょっと怖かったです」
児童
「怖かったです。階段で下るときに重くて、怖かったです」
記者
「もし階段とかで困ってたりしてたらどうしてあげたい?」
児童
「『こっちだよー』とか声をかけてあげたいです」
児童
「車いすに乗っている、困っていそうな人がいたら、助けてあげたいです」
児童
「大変だから家事とかお買い物とか手伝いたいです」
体験を通して、お年寄りや障害がある人への支援の大切さを学んだ子どもたち。
誰もが暮らしやすい社会づくりに向けて、今後も理解を深めていくことにしています。