点字を通して学んだのは?大仙市の小学校で点字を見て触れて作って学ぶ授業
目の不自由な人たちが使う文字・点字ついての授業が、大仙市の小学校で開かれました。
子どもたちは、触れる機会の少なかった点字について、見て、触れて、作ることで理解を深めました。
大仙市の横堀小学校では、4年生の総合学習の時間に「福祉」を学んでいます。
県立点字図書館でボランティアを務める、石山美幸さんと奈良美咲子さんを招き、点字について学びました。
点字図書館で貸し出している、点字の本に触れて、点字を体験してもらいました。
6つの点の凹凸だけで、ひらがなや数字、アルファベットなどを表現する点字。
文字を点字に翻訳する「点訳」にも挑戦しました。
説明を受け、早速点字を打つ器具を使って、紙の裏から小さな凹凸を作っていきました。
男子児童
「点字はなんか難しいけどなんかやってみれば楽しいなって思いました」
女子児童
「文字が全部分かるまで結構時間かかるって聞いたので、多分私はもう1年経っても絶対読めないと思った」
「訓練しなきゃ読めないよね」
子どもたちは、点字を通して「思いやりの気持ち」を学びました。