「自分をきっかけに競技の事を知ってもらえるような選手になりたい」大館出身 BMX世界一の高校生
自転車競技、バイシクルモトクロス=BМXの世界選手権で優勝した大館市出身の高校1年生、宮嶋歩菜選手が県庁を訪れました。
現在は東京の高校に通いながら技に磨きをかけている宮嶋選手、「競技を知ってもらうきっかけになりたい」と話し、今後の活躍も誓いました。
世界を制した自転車とともに県庁を訪れたのが、去年の年末にBMXの世界選手権で優勝した大館市出身の宮嶋歩菜選手、16歳です。
Q:気に入ってるところありますか?
「フレームの色すかね。もともとこの色じゃなくてただのメッキみたいな色だったんですけど、父の知り合いのバイク屋さんに色塗ってもらって、だからあんまない色っていうか、かっこいいっす。めっちゃ」
Q: 普段これなんて呼んでるですか?
「チャリっす」
宮嶋選手はBMXのフリースタイル「フラットランド」競技で活躍中です。
フラットランドは平らな舞台で前後どちらかのタイヤを支えにパフォーマンスして、技の流れや独創性を競います。
去年開かれた世界選手権では「いつも通りの練習の成果をしっかり出せた」という宮嶋選手。
2位に大きく差をつけて初出場で初優勝を成し遂げました。
小学2年生でBMXを始めた宮嶋選手。専用の練習施設がある潟上市に通うなどして練習を重ねてきました。
今年度、練習環境が整っている東京の高校に進学し、新たな環境でも結果を残しました
佐竹知事
「あらゆるスポーツで日本の若い方ががんばってるからね。まさにね秋田出身でね。うれしいね。」
宮嶋選手
「ありがとうございます」
佐竹知事
「あとけがしないようにね」
今後は大会で成績を残しながら技の完成度もより突き詰めていきたいという宮嶋選手。
「BMXの楽しさとかをもっといろんな人に知ってもらいたいなと。どんな形でもいいからずっとBMXと関わり続けて楽しさ広めて、いまは全然マイナーな競技ではあるからもっと有名にしていきたいなっていう。知ってもらうきっかけの選手になれたらいいなって思います」
日本のBМXフラットランドを引っ張る存在を目指して。宮嶋選手はこれからも挑戦し続けます。