県議会一般質問 知事の発言めぐる質問相次ぎ・・・
県議会は4日、一般質問が始まりました。佐竹知事の四国をけなす発言をめぐり、今後の発言について質された佐竹知事は「適切な表現とするよう肝に銘じていく」と述べました。
これまでもたびたび奔放な発言が問題となってきた佐竹知事。県議会の一般質問で今後の発信のあり方について質されました。佐竹知事は「物事を極端な表現を用いて発言する癖については、一呼吸置くことで適切な表現にすることができた場合も多かったように思う。特に今回の発言については自らの不明を恥じいている次第であり、今後さまざまな場面で発言をする際には適切な表現とするよう肝に銘じていく」と答弁しました。
佐竹知事が最後と公言している4期目の任期は残り1年4か月あまりとなりました。佐竹知事は「様々に積み残した課題について、次の代において積極的かつ前向きに取り組んでもらえるよう道筋をつけることに全力で取り組んでいく」と述べました。
佐竹知事が力を入れている事業の1つが洋上風力発電です。すでに稼働している能代港と秋田港のほか、4つの海域で事業が進められていて、佐竹知事はさらなる導入拡大を目指しています。秋田市の秋田港より南の海域は以前、漁業関係者との調整が進まなかったことなどから整備への動きは見送られていました。その後、秋田市が優先的に整備を進める促進区域への指定を秋田市沖で目指すとしたことを受け、佐竹知事は漁業関係者との意見交換を先月再開したことを明らかにしました。また、さらなる沖合での整備に向けても取り組みを進めていく考えです。