15歳~19歳の5人 建物に火をつけたとして補導 「盗んだライター用のオイルをまいて」
先月5日、由利本荘市の宿泊施設だった建物に火をつけたとして、警察は当時15歳から19歳までのあわせて5人を補導しました。5人は遊び仲間で「盗んだライター用のオイルをまいて火をつけた」などと話しているということです。
警察の調べによりますと先月5日未明、由利本荘市岩城内道川にある旧厚生年金休暇センター、ウェルサンピア秋田の宿泊施設だった建物の床など一部を焼く火事がありました。1階の離れた2か所で火が出ていることなどから、警察は不審火の可能性があるとして捜査を続けていました。
また火事の直前に、近くのコンビニエンスストアで複数のライター用のオイル缶を盗んだとして、県中央部に住む当時19歳の男が窃盗の疑いで逮捕されています。関連を調べていた警察はこの男を含む当時15歳から19歳の5人が火をつけたことが特定できたとして、先月5人を補導したことを15日明らかにしました。5人はいずれも県の中央部に住み、遊び仲間で、警察に対し「盗んだライター用のオイルをまいて火をつけた」などと話しているということです。
火事があった、ウェルサンピア秋田の宿泊施設だった建物では、今年1月22日にも1階の2か所で火事が起きていて警察が引き続き調べています。