旧宿泊施設で一部焼く火事　先月も…　“不審火の可能性”も　慎重に捜査

5日未明、由利本荘市で宿泊施設だった建物の床などが焼ける火事がありました。この建物では先月にも一部が焼ける火事が起きていて、警察は不審火の可能性があるとして出火原因を慎重に調べています。

火事があったのは由利本荘市岩城内道川にある旧厚生年金休暇センター、ウェルサンピア秋田の宿泊施設だった建物です。警察と消防によりますと5日午前2時半すぎ、「建物のあたりが赤くなっている」と地域の住民から通報がありました。駆けつけた消防が確認したところ建物1階のあわせて2か所で床など一部が焼けていました。

旧厚生年金休暇センター、ウェルサンピア秋田はプールをはじめ、当時県内最大級のレジャー施設として人気を集めましたが2008年に営業を停止しました。民間施設として利用されていた期間もありますがその後、現在に至るまで放置された状態が続いています。

火事があった宿泊施設だった建物では2週間前の月曜日、先月22日午前にも1階のあわせて2か所で床や棚などが焼ける火事が起きていてます。警察は不審火の可能性があるとして出火原因を慎重に調べています。