佐竹知事 最後の本会議を終えあいさつ回り 県議が4期16年の労をねぎらう
最後の本会議を終えた佐竹知事は、議会後、もうひとつ大事な仕事をやり終えました。
それは、定例議会の最終日に必ず行ってきた、県議会議員へのあいさつ回りです。
佐竹県政を支持してきた議員も、厳しい注文をつけてきた議員も、この日ばかりは、4期16年の労をねぎらいました。
本会議を終えた直後、県や各市町村のトップが慣例として行っているのが、議員たちがいる控室を訪れてのあいさつ回り。
佐竹知事にとっては、これが、最後のあいさつ回りとなりました。
佐竹県政を支援してきた最大会派の自民党から、盛大な拍手で見送られた佐竹知事。
続いて向かったのは、常に厳しい注文をつけてきた、議員たちが待つ控室です。
みらい 渡部英治 議員
「我々会派みらいはですね、是々非々で佐竹知事に臨んでまいりました」
「これも県の発展と県民の幸せを目指してです」
是々非々の議論をしてきた議員たちも、この日ばかりは皆、穏やかな笑顔で知事を送り出しました。
一人ひとりが贈り物を手に出迎えたのは、立憲民主党会派の議員たち。
任期中の本会議では、本来の政策論争とは関係のない、自身の不用意な発言をめぐる議論が交わされることもありましたが、最後の議会対応をやり遂げた佐竹知事。
4期16年の任期が終わるのは、来月19日で残り1か月あまりです。