“停められない”空港駐車場 1キロ離れた場所に臨時駐車場を整備へ 青森県補正予算案
県は青森空港に臨時駐車場を整備する費用などを盛り込んだ補正予算案を発表しました。
関係者専用の駐車スペースを作ることで混雑したときに停めることができる台数を増やします。
県はきょう2月補正予算案を発表しました。
この中に青森空港の駐車場に関する予算も盛り込まれました。
★青森放送 橋本莉奈キャスター
「青森空港の立体駐車場が水漏れしている影響で駐車禁止のマークが書かれたロープが多く張られています」
立体駐車場は老朽化による水漏れで一部が駐車禁止となっています。
さらに冬は除雪した雪を寄せるため、屋外を含めた駐車台数は夏の1800台から1500台に減っています。
このため年末年始は満車の状態が続き、きょうも1階から屋上まですべてが満車でした。
駐車場は利用客だけでなく空港関係者も使っているため県は関係者専用の臨時駐車場を新しく整備します。
場所は1キロ離れた県の土地です。
およそ200台分を確保し、大型連休など混雑する時に関係者がこちらに停めることで実質的に空港内の駐車台数を増やします。
補正予算案では医師不足を改善するため県内で診療所を受け継いだり、開業する際の整備費用や運営費などの補助も始めます。
必要経費として2億6000万円を計上しました。
また40年以上が経過し古くなった県営浅虫水族館の一部の水槽をリニューアルする経費なども盛り込まれています。
補正予算案はあす県議会に追加提案されます。