大館で火事 焼け跡から1人の遺体 住民の87歳女性と連絡とれず
24日夜、大館市で住宅1棟が全焼する火事があり、焼け跡から1人の遺体が見つかりました。この家に1人で住む87歳の女性と連絡がとれなくなっていて、警察が身元の確認を進めています。
土屋弘樹 記者
「通報から1時間ほどが経ちましたが、現場からはまだ白い煙が上がっています」
火事があったのは大館市二井田字中前田の、田中トシさん 87歳の住宅です。
大館警察署の調べによりますと、24日午後9時10分ごろ、隣の家に住む人が、田中さんの家から炎や煙が出ているのを見つけて警察と消防に通報しました。
こちらは、通報から約20分後の午後9時半ごろ、近くに住む人が撮影した写真です。火元の住宅から、激しい炎が上がっているのがわかります。
火はその1時間半ほど後に消し止められましたが、この火事で、木造平屋建ての住宅1棟が全焼しました。
焼け跡からは、1人の遺体が見つかっています。
火事のあと、この家に1人で住む田中さんと連絡が取れなくなっていて、警察は、遺体は田中さんとみて、身元の確認を進めています。
現場は、JR扇田駅から北西に1・8キロほどのところにある住宅街の一角です。
警察が消防と火事の原因を詳しく調べています。