ブラウブリッツ 五城目小にサッカーボールをプレゼント
今年7月の大雨で五城目町は広い範囲が浸水被害を受け、サッカー・ブラウブリッツ秋田の選手たちも、復旧ボランティアに携わりました。これが縁で31日、ブラウブリッツから地元の小学校にサッカーボールがプレゼントされ、選手が児童と交流を深めました。
31日はブラウブリッツ秋田の現役選手7人が五城目小学校を訪れました。
ブラウブリッツの選手たちは7月の大雨の際、広い範囲が浸水した五城目町でボランティアを行いました。そのとき聞こえてきたのが「小学校にサッカーボールがない…」という声です。
五城目町では、野球やバスケットは盛んですがサッカーのスポーツ少年団はなく、中学、高校にもサッカー部がありません。
ボランティアをきっかけに選手の有志が呼びかけた募金などをもとにして、サッカーボール10個と・鉛筆やノートなどの文房具一式全校児童およそ250人分を五城目小学校に贈りました。
さっそくそのボールを使って6年生およそ50人がサッカーをしました。サッカー経験があるのは数人で初めてプレーする児童が大半です
選手たちは、ときにはプロの技を披露しながら、本気も交じえて、サッカーの楽しさを伝えました。
この取り組みの中心となったのは秋田市出身のゴールキーパー安田祐生選手です。サッカーボールがないという話を五城目町で聞き、何かできないかと考えて今回の贈呈に携わりました。
ブラウブリッツの選手たちは贈ったボールをきっかけにサッカーを好きになってくれたらうれしいと話していました。五城目小学校は、サッカーボールを休み時間や授業などで活用していくことにしています。