2024年の秋田県内の自殺者数 統計開始以来最少に 2021年に並ぶ186人
県内で去年、2024年に自殺した人は186人で、2021年に並び、統計開始以来最も少なくなりました。
県は、自殺は個人の問題ではなく社会全体の問題だとしたうえで、今後も対策を続けていくことにしています。
県警察本部のまとめによりますと、去年、2024年に県内で自殺した人は、男性が132人、女性が54人で、合わせて186人でした。
200人を下回るのは2年連続で、2021年に並び、1979年の統計開始以来、最も少なくなりました。
県は、自殺の危険を示すサインに気づいて適切に対応する「ゲートキーパー」が県内でも増えてきていることが、自殺者減少の要因の一つと分析しています。
また、自殺は個人の問題ではなく、社会全体の問題だとしたうえで、今後も市町村や民間団体と協力して、学生など若い世代へ向けても自殺予防対策を続けていくことにしています。