記録的短時間大雨情報 県の北部にも被害
県内は25日夜から26日朝にかけても断続的に雨が降り続きました。五城目町と上小阿仁村、それに北秋田市には25日夜記録的短時間大雨情報が発表されました。引き続き、河川の氾濫に最大級の警戒が必要です。
県内は断続的に雨雲が流れ込み記録的な大雨となっています。気象庁は25日夜、相次いで記録的短時間大雨情報を発表しました。五城目町と上小阿仁村でそれぞれ午後9時50分までの1時間に120ミリ以上、北秋田市南部で午後10時までの1時間におよそ100ミリの雨が観測されたということです。
上小阿仁村の仏社地区では地区を流れる仏社川が増水。橋が崩れたほか、集落に大量の土砂や流木が押し寄せました。また、国道285号は五城目町と上小阿仁村の間で土砂崩れが発生し全面通行止めとなっています。
子吉川と石沢川が氾濫した由利本荘市では午前7時時点でも由利地域の全域など1251世帯、3326人に緊急安全確保が出されています。 また、8つの市と町の一部地域には避難指示が出ています。26日も1時間に40ミリの激しい雨が降る恐れがあり引き続き、河川の氾濫に最大級の警戒がまた土砂災害に厳重な警戒が必要です。