来年は辰年 竜をかたどった土鈴づくり年末まで
今年も残すところ10日余り、各地で新年に向けた準備が進んでいます。横手市では来年の干支、辰年の竜をかたどった土の鈴、土鈴づくりが盛んに行われています。
力強い目と色鮮やかな青を基調としたデザインが目を引く竜の人形。横手市にある中山人形店では来年の干支、辰年の竜をかたどった土鈴づくりが盛んに行われています。県の伝統工芸品に指定されている中山人形は明治初期に旧平鹿町の中山地区で作り始めたといわれ毎年、秋から年末にかけては主に干支の人形を作っています。
型抜きから素焼き、それに色づけまですべての工程が中山人形唯一の職人、樋渡徹さんの手作業です。竜の土鈴は青や赤、それに緑など8つの色を塗りわけて一つひとつ丁寧に仕上げていきます。
あたたかな音色と丸みを帯びた愛くるしい形が人気の中山人形。今年はおよそ1500個作る予定で年末にかけて作業が続きます。