傷害容疑で逮捕の17歳少年 警察官4人の目の前で自らの首を包丁で切りつける 秋田中央警察署「いきさつは調査中」
秋田市内の公園で、友人を暴行し、けがをさせたとして、30日、17歳の少年が傷害の疑いで逮捕されました。
少年は、逮捕される際、警察官4人の目の前で自らの首を包丁で切りつけ、けがをしました。
傷害の疑いで逮捕されたのは、秋田市に住むアルバイトの17歳の少年です。
秋田中央警察署の調べによりますと、少年は、30日午前4時前、秋田市内の公園で、10代の友人の少年に複数回頭突きする暴行を加えて、けがをさせた疑いが持たれています。
警察は、2人の間に何らかのトラブルがあったとみています。
30日の夕方、少年は自宅で逮捕されましたが、その際、台所にあった包丁で自らの首を切りつけ、けがをしました。
少年が逮捕を免れようとして自らを切りつけたとみられていて、けがの程度は軽いということです。
少年は、手錠をかけられ腰縄をつけられた状態で、現場には4人の警察官がいましたが、少年の行動を止められませんでした。
秋田中央警察署は、逮捕の執行は適正に行われたものの、少年が自らを切りつけるに至った一連のいきさつについては調査中だとコメントしています。