昆布のように粘り強く志望校合格へ!受験生に「合格祈願昆布」 みそ汁に入れて味わう 秋田県横手市
高校受験を控えた横手市の中学生に、合格を祈願した昆布が贈られました。
早速、みそ汁に入れて味わった生徒たち。
昆布のように粘り強く受験勉強に励み、志望校合格を目指します。
合格と書かれたはちまきを力強く締め、職人が思いを込めて作るのは、合格を祈願した昆布です。
横手市増田町にある佐藤こんぶ店では、削られて高く舞い上がる昆布のように成績がぐんぐん上昇し、さらに粘り強く受験勉強に励んでもらおうと、願いを込めた「合格祈願昆布」を販売しています。
縁起にあやかろうと、いまでは県内はもちろん、関東や関西などからも注文が寄せられるということです。
31日は、「合格祈願昆布」が、受験を控えた地元、増田中学校の3年生に贈られました。
生徒たちは、早速、みそ汁に入れて、縁起物の昆布を味わいました。
3月5日の公立高校の試験まで、あと1か月あまり。
生徒たちは、受験勉強の最後の追い込みに向け、弾みをつけました。
生徒
「この昆布のおかげで、自分の受験までの勉強や面接の練習など、がんばれるなって思いました」
「実は昆布が苦手だったんですけど、こういう機会をいただけて、好きになりました。受験前に苦手な分野を克服できてうれしいです」
「身の回りの人たちだけじゃなく、地域全体の人に応援されているので、うれしい気持ちでいっぱいです」
地元の昆布店からの温かい応援を受けた生徒たち。
縁起も担ぎながら、志望校合格への意気込みを新たにしていました。