秋田市の補正予算案 物価高対策や大雨復旧支援など
事業者向けの物価高騰対策や、去年の大雨で被害があった保育・福祉施設の復旧を支援する費用を盛り込んだ補正予算案などを審議する臨時の秋田市議会が始まりました。市は一般会計の総額で16億4千万円あまりの補正予算案を提出しました。
秋田市は事業者向けの物価高騰対策として、燃料費の上昇が経営に大きな影響を与えているバスやタクシー事業者に補助金を支給する方針で、関連費用5900万円あまりを補正予算案に盛り込みました。このほか、去年7月の大雨で被害があった認定こども園などや高齢者施設、障害者福祉施設の復旧を支援する事業として、あわせておよそ1億700万円も盛り込んでいます。
今回の議会では今月27日で任期満了となる、鎌田潔副市長を再任するかどうかも審議します。臨時の秋田市議会の会期は、24日までです。