台湾の中学生 きりたんぽづくりで地元中学生と交流 大館市
教育旅行で東北を巡っている台湾の中学生が、24日、
大館市の中学校できりたんぽづくりなどを体験しました。
地元の中学生がもてなして、交流を深めました。
大館市の大館国際情報学院中学校を訪れたのは、
台湾の台北市にある三民国民中学校の1・2年生、あわせて33人です。
一行は、教育旅行でおとといから東北を巡っていて、
きょうは大館市で中学生と交流しました。
東北に来るのは初めてだという台湾の生徒たち。
さっそく、本場大館のきりたんぽづくりを体験。
慣れない作業に手間取りながらもアドバイスを受けながら丁寧に仕上げていきました。
きりたんぽが焼きあがるのを待つあいだ、琴の演奏を体験した生徒も。
大館の生徒たちは、この日のために今月、琴の練習を重ねてきました。
英語でコミュニケーションを取りながら、一緒に美しい音色を奏でました。
はじめは緊張した様子の生徒たちでしたが、少しずつ打ち解けて、交流を楽しんでいました。
11月には、大館の生徒たちが修学旅行で台湾を訪れることになっていて、
さらに交流を深めます。
台湾の中学生は、ほかにも、大館市の下川沿中学校で、
郷土芸能の「川口獅子踊り」を体験しました。
25日には仙北市角館町を訪れるということです。