SNSきっかけの詐欺被害 県内で相次ぐ
「確実にもうかる」などと、うその投資話を持ちかけられ、大仙市の40代の男性が300万円をだまし取られる詐欺被害に遭っていたことがわかりました。SNSをきっかけに金をだまし取られる被害が県内で相次いで確認されています。
大仙警察署の調べによりますと、大仙市に住む40代の男性は先月25日、SNSで株の投資に関する勉強会の広告を見つけ申し込みました。ほどなくして、通信アプリのグループチャットに誘導され、投資家をかたる人物とのやりとりを通じて、指定されたアプリをインストールしました。
アプリでは投資によって振り込んだ金が増えているように表示され、男性の口座にも当初はわずかに金が振り込まれていました。投資家を騙る人物からも「確実にもうかる」と促され、男性は外国の株の購入資金名目で指令された複数の口座に300万円を送金しました。しかしその後、金を引き出すことはできなくなったということです。
SNSをきっかけにうそのもうけ話を持ちかけられ、金をだまし取られる被害が県内で相次いで確認されていて警察が注意を呼びかけています。