春の本部展 今年は大館市で 実行委員会が初会合 催しや土産物販売も
秋田犬の審査会、春の本部展が今後は観光客を呼び込む催しや土産物の販売なども行う形で開かれることになりました。8日は新たに主催することになった実行委員会の初会合が開かれ、今年の春の本部展を大館市で開くことなどを確認しました。
大館市役所で開かれた実行委員会の会合には市や秋田犬保存会、それに観光協会の関係者などおよそ20人が出席しました。
保存会は秋田犬の容姿や風格などを審査する本部展を年2回開いていて、春の会場は例年は大館市でした。しかし保存会は大館市内に所有する秋田犬会館の改修をめぐり、大館市との関係が一時悪化し、去年は初めて大仙市を会場にしました。その後、大館市と保存会は協議を進め、今年以降の春の本部展を秋田犬の発祥の地として知られる大館市で開く方向で一致しました。その上で秋田犬の審査を行うだけでなく、観光客を呼び込む催しや観覧スペースの整備、それに土産物の販売などを合わせて行うことを決めました。
春の本部展は5月3日に大館市中心部の桂城公園で開かれます。