集落がダイコンいぶす煙に包まれ いぶりがっこ作り盛んに
横手市で特産のいぶりがっこ作りが盛んに行われています。集落がダイコンをいぶす煙に包まれ、この時期の風物詩ともいえる景色が広がっています。
山あいの集落から立ち上る白い煙。この時期の風物詩、いぶりがっこ作りです。いぶりがっこ作りが盛んな横手市山内地区。高橋キヨ子さんの家では今月上旬にいぶす作業が始まりました。
囲炉裏の上に保存食としてつるしていたダイコンを漬物にしたのが始まりとも言われているいぶりがっこ。高橋さんは火が長持ちして火力も十分だというナラの木を燃やして4日から5日ほどかけてダイコンをじっくりといぶします。いぶしたダイコンは水洗いしたあと、塩やザラメ、米ぬかなどと一緒に50日ほど漬け込んで出来上がります。
高橋さんの家では今月いっぱいいぶす作業が続き、今シーズンはおよそ5000本のいぶりがっこを作る予定です。