公立高校入試 1次募集の志願倍率確定
公立高校入試1次募集の志願倍率が確定しました。特色選抜と一般選抜を合わせた全日制の平均志願倍率は中間時点と変わらず0・87倍です。学校別の志願倍率は秋田中央、秋田商業、新屋の順に高くなっています。
公立高校入試、1次募集の志願先変更の受け付けは13日正午に締め切られました。全日制は全体の募集定員6604人に対し、志願者数は5753人で、最終志願倍率は中間と変わらず0・87倍でした。定時制は6校であわせて395人を募集し242人が志願しました。定時制の平均志願倍率は0・61倍です。
全日制の志願倍率が最も倍率が高かったのは秋田中央で1・31倍、次いで秋田商業が1・27倍、新屋が1・26倍となりました。学科別では秋田工業の建築が1・37倍と最も高くなり、秋田工業の電気エネルギーが1・31倍と続いています。
特色選抜に限ってみますと全体で1707人の募集定員に対し、1076人が志願し志願倍率は0・63倍です。ここからは学校、学科ごとの倍率をみていきます。
県北地区です。花輪、十和田、小坂が統合し4月に開校する鹿角は全体では2つの学科とも定員を下回りました。大館桂桜の普通・生活科学、土木・建築は全体で1倍を超えています。大館国際情報学院は2つの学科とも1倍を上回り、秋田北鷹は生活資源が1・11倍となりました。能代は0・7倍です。能代松陽は2つの学科ともに1倍をわずかに上回り、能代科学技術はいずれも定員割れとなっています。
続いて最も募集人数が多い中央地区です。五城目は全体で0・28倍。男鹿海洋と男鹿工業もいずれの学科とも定員を割り込んでいます。秋田西は1・12倍。金足農業は5学科中4学科で全体の志願倍率が1倍を上回り、最も高いのは食品流通の1・14倍となりました。秋田は全体の志願倍率が1・13倍。秋田中央は学校別の全体の志願倍率が県内で最も高く1・31倍です。新屋は中間からわずかに下がって1・26倍でした。秋田工業は4つの学科で全体の志願倍率が1倍を超え、建築は学科別で県内で最も高い1・37倍となっています。秋田商業は1・27倍です。本荘は全体で0・89倍。由利は1・07倍、由利工業の建築は1・11倍となりました。矢島、西目、仁賀保はいずれも全体で1倍を下回っていて、矢島と仁賀保は特色選抜の志願者がいませんでした。
県南地区です。西仙北は定員を大きく割り込んでいます。大曲農業は農業科学が1倍を上回り、園芸科学は1倍ちょうどでした。大曲の普通は全体で0・91倍、商業は0・86倍です。大曲工業は機械の特色選抜が1倍ちょうどです。角館は全体で0・75倍中間から変わりありませんでした。六郷も1倍を下回っています。横手は全体で1・07倍。横手城南と横手清陵はいずれも全体で定員割れです。平成、雄物川、増田はいずれも1倍を下回りました。湯沢は全体で0・78倍。湯沢翔北の普通は特色選抜が1倍ちょうどです。羽後は全体で0・56倍でした。
1次募集の学力検査は来月5日に行われ、13日に合格者が発表されます。