秋田市のスーパーのクマ 捕獲用のおりにいることを確認
クマが侵入した秋田市のスーパーの捕獲用のおりが作動し、秋田市は午前5時ごろにおりの中にいるクマの姿をカメラ画像で確認。また警察が午前8時過ぎに店内に入り、目視でも確認しました。この後搬出に向けた作業に入る予定です。
秋田臨港警察署の調べによりますと30日の朝、秋田市土崎港西のいとく土崎みなと店の売り場で、開店の準備をしていた47歳の男性従業員が体長およそ1メートルのクマに襲われて、頭や顔にけがをしました。
その後売り場ではクマの姿は確認されず、1日夕方に警察官が店の北西側にあるバックヤードにいる姿を目視で確認しています。こうした状況を踏まえて売り場とバックヤードを結ぶ扉はすべて封鎖され、スーパーの正面入り口に設置されていた2基の捕獲用のおりが1日夜バックヤード側に移されました。
そして2日午前4時ごろ、県から警察に捕獲用のおりが作動したと連絡が入りました。
秋田市は、午前5時ごろにおりの中にいるクマの姿をカメラ画像で確認しました。また警察も午前8時過ぎに店内に入り、目視で確認しました。
この後クマに麻酔をかけるなど、搬出に向けた作業に入る予定です。