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架線トラブル受け JR秋田支社 同様の重りをすべて点検へ

2024年1月25日 19:26
架線トラブル受け JR秋田支社 同様の重りをすべて点検へ

JR東日本は23日発生した鉄道設備のトラブルの原因を、架線を張るための重りの一部が破損したためとみて対応を進めています。秋田支社は管内の同様の重りが使われている約290か所について大型連休前までに点検を終える方針を示しました。

おととい発生したJR上野駅と大宮駅の間の架線トラブルでは、秋田新幹線を含む多くの新幹線が一部区間で運休するなどして、約12万人に影響が出ました。

JR東日本はトラブルの原因について架線を張るための重りの一部が破損したため架線が垂れ下がり、走行中の列車に接触したとみています。同様の重りが使われている500か所について現在、緊急の点検を進めていて、今月中に完了する見通しです。

秋田支社管内には今回の点検の対象になっている場所はありません。ただ管内に同じ重りが使われている場所が新幹線・在来線あわせて約290か所あるため秋田支社は独自に点検を行う方針を示しました。

井料青海支社長は「万が一不具合といいますか、そういったものが見つかる場合にはそれを当然取り換えるということになると思いますが、秋田支社管内にも在来の部分でも一部ありますのでそういったことについて確認していく」と述べました。

秋田支社は大型連休前までに点検を終える方針です。また、架線だけではなく信号や線路などの安全確認も合わせて進めて、列車の安定運行につなげていくことにしています。

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