ブラウブリッツ 今季アウェー最終戦は終盤の1点が決め手に 吉田監督「夢中は疲れない」
サッカー明治安田・J2ブラウブリッツ秋田は、3日、アウェーでヴァンフォーレ甲府と対戦しました。
今シーズン最後のアウェー戦で、試合終盤に1点をもぎ取り、競り勝っています。
試合前の順位で11位、今シーズン残り2試合のブラウブリッツは、目標を「過去最高順位」の11位以上に設定し直しています。
3日はアウェーで15位のヴァンフォーレ甲府と対戦しました。
ブラウブリッツは、序盤からチャンスを迎えます。
前半6分、村松のクロスに、最後は10番小松。
小松の今シーズン5ゴール目で先制し、1点リードしたまま試合を折り返します。
後半は甲府に攻め込まれる展開が続きます。
6分には甲府のミドルシュートがDF喜岡の足に当たり、ゴールに向かいました。
ここはキーパー山田が倒れこんだ状態で足で反応。
ビッグセーブを見せます。
しかしその5分後。
クロスを頭で合わせられ、同点にされます。
試合終盤、ブラウブリッツは再びチャンスを作ります。
後半42分、相手のパスミスから一気にゴール前へ。
諸岡がつないだボールにあわせたのは、途中出場の河村慶人。
この夏、東京ヴェルディから期限付きで移籍した河村の初ゴールで勝ち越し、今シーズンアウェー最終戦を白星で飾りました。
河村選手
「自分としてはプレーオフの可能性がある時に結果っていうのは残したかったんですど、まぁそれがなくなってしまっても、秋田の過去最高順位を目指す中で、こうしてまぁまだ1点ですけど、今日ゴールにつなげられたっていうのは、自分としても自信になります」
吉田謙 監督
「選手の泥臭さ、本当に美しかったと思います」
「夢中になってボールを追いかける、夢中は疲れない。限界まで走って秋田のために戦いたいと思います」
勝ち点3を得たブラウブリッツ、順位は変わりませんでしたが、11位以上は確定しています。
今シーズンは残り1試合。
次の日曜日・10日に、12位、静岡の藤枝MYFCとホームで対戦します。