ハピネッツ 連勝5で止まる….北海道に1勝1敗 明暗が分かれたのは最終クオーター
前節まで9勝7敗で東地区4位のバスケットボールりそなグループB1・秋田ノーザンハピネッツは、この土日、5勝11敗で5位のレバンガ北海道とアウェーで対戦しました。
2試合とも接戦となった中、勝負を決める第4クオーターで明暗が分かれ、8日、連勝が5で止まりました。
7日土曜日のゲーム。
頚椎捻挫などで先月から戦列を離れていた赤穂が、コートに戻ってきました。
ハピネッツ、その赤穂は立ち上がり。
1か月ぶりの試合で元気な姿を見せます。
一方の北海道も、先週ケガから復帰したのが、2016年3月に能代工業高校を卒業した盛實。
能代工業が最後に全国3位に入った世代のキャプテンだった盛實の活躍を許し、ハピネッツは前半を終えて15点をリードされます。
しかし、守備の改善を誓って臨んだ後半。
持ち味の「激しいディフェンス」を取り戻し、流れをつかみました。
勢いが出てきたハピネッツは、攻撃でもリズムが生まれます。
残り3分半。
ライスナーの3ポイントでついに北海道を捉えます。
第4クオーターで31点を奪ったハピネッツ。
接戦をものにして、連勝を5に伸ばしました。
ガディアガ選手
「チームのためにプレーする、お互いの事を信じ合うっていうことが一番大事だったと思いますので、そこのところが後半で修正できたっていうのが最後に勝てた要因」
札幌の積雪が今シーズン最高に並ぶ9センチを観測した8日も、コート上は熱い試合となりました。
ハピネッツは、前半からリードはしていたものの、なかなか点差を広げられず。
第3クオーター、ガディアガの3ポイントがようやくチーム2本目の3ポイント成功と、シュート精度に苦しみました。
持ち味の守備で相手の得点を抑え、3点リードで最終・第4クオーターを迎えましたが、最後は北海道の勢いを抑えきれず、4クオーターで26失点。
北海道を69点に抑えながらも、ハピネッツは61得点にとどまり、連勝がストップしました。
ハピネッツ、東地区4位は変わりませんが、3位群馬と2勝差になりました。
次は11日夜、秋田市で東地区7位の茨城ロボッツと対戦します。