冬本番到来 秋田県内雪の影響でスリップ事故相次ぐ 引き続き道路状況など注意を
冬型の気圧配置と真冬並みの寒気の影響で県内は各地で断続的に雪が降り車のスリップ事故が相次ぎました。この天気は13日にかけて続く見込みで交通への影響に注意が必要です。
太田朋孝 記者
「車には1センチほどの雪が積もっています、ふわふわでさらさらしています」
未明に雪が積もり始めた秋田市。今シーズンの積雪は今月8日に初めて観測されて以来2回目です。
■秋田空港午前4時半ごろ
秋田空港では朝に滑走路に3センチ以上の積雪があった場合などに除雪車が稼働します。24時間体制で、32台の機械を使って対応にあたっていて、12日の朝も除雪が行われていました。
除雪車の出動は今シーズン4日目です。冷え込みも強まり、ほとんどの地点で最低気温が氷点下となりました。
■潟上市飯田川下虻川午前7時半
雪や路面の凍結が原因とみられる車の事故も相次いでいます。県警察本部によりますと県内では未明から午前8時半までの間だけで少なくとも23件のスリップ事故が起きています。
太田朋孝 記者
「JR秋田駅前は断続的に雪が降っています、路面の雪は凍っていない状況です」
午後5時時点の積雪は北秋田市阿仁合で33センチ、横手市で18センチ、秋田市で3センチなどとなっています。
冬型の気圧配置と真冬並みの寒気の影響で、県内は13日にかけて断続的に雪が降り、ふぶくところもある見込みです。交通への影響に注意が必要です。