冬型の気圧配置や寒気の影響で、県内は19日朝も冷え込みました。

18日夜から断続的に雪が降った横手市などでは、今シーズン初めて積雪が観測されています。

太田朋孝 記者
「車に積もった雪は、凍ってかたくなっています」

雪がちらついた19日朝の秋田市、午前4時前に、今シーズン最も低い気温の0.6度を観測しました。

19日朝の県内は、半数以上の観測地点で最低気温が氷点下となり、12月上旬から中旬並みの冷え込みだったところがほとんどでした。

太田記者
「秋田駅前のベンチに雪が積もっています。先ほど降ったばかりの新しい雪です」

冬型の気圧配置や寒気の影響で、県内は断続的に雪が降りました。

秋田地方気象台がある秋田市山王では、今シーズン、まだ1センチ以上の積雪は観測されていませんが、JR秋田駅前では、19日朝、うっすらと雪が積もっているところがみられました。

横手市では、今シーズン初めて積雪が観測されています。

18日夜から降り積もり、最も深かった19日午前2時現在では5センチでした。

横手市の中心部では、朝から雪寄せに追われている人も見られました。

「ようやく冬らしい季節になったね」
「まぁ少なければなぁ助かるんだけどな」

市街地と比べて標高が高い場所にある横手公園では、さらに雪が積もっていました。

紅葉と雪の共演も。

県内では、このほか、北秋田市阿仁合や湯沢市、それに秋田市雄和などで積雪が観測されました。

20日から週末にかけては、最高気温が10度前後まで上がる見込みで、雪が深く積もることはなさそうです。