ハピネッツ ブースター待望のホーム開幕戦は1勝1敗 苦しみながらも今季ホーム初勝利
バスケットボールりそなグループB1・秋田ノーザンハピネッツが、秋田市で、今シーズンのホーム開幕戦を迎えました。
昨シーズン、B1に昇格した佐賀バルーナーズとの2連戦は、1勝1敗、苦しみながらも1勝をつかみ取りました。
あいにくの天気となった19日の秋田市。
それでも試合前、多くのブースターが列を作りました。
旧bjリーグ時代にチームができたハピネッツは、15年目のシーズンを迎えています。
シーズンを通じて一度しかない、地元での開幕戦。
ブースターは、様々な思いで駆けつけます。
ー今シーズンはハピネッツどうなりそうですか?
「いや~、いいところまでいくんじゃないでしょうか、うん、期待していますよ」
「やっぱり顕蔵さんの言う通り、ディフェンスからのすっごいオフェンスでバンバンバンバン。もう僕たちに感動を与えてくれる試合を、毎試合楽しみにしています」
ーどなたの応援にいらっしゃいましたか?
「ハピネッツ全員、選手全員」
ー今日誰応援するの?
「中山」
ー中山選手?だから17番着てるんだね
「いっぱい勝って秋田を盛り上げてほしいです」
「GOGO!ハピネーッツ!」
ハピネッツは、今シーズンのホーム開幕戦で、特別な空間を演出して、15年目の感謝をブースターに伝えました。
MC
「秋田ノーザンハピネッツ15年目のシーズンの始まりを、皆さんと一緒に迎えたいと思います」
昨シーズン、B1に昇格した、西地区の佐賀バルーナーズとの対戦。
ハピネッツは、序盤、細かくパスを回します。
2シーズン目、司令塔・熊谷の3ポイント。
新加入、台湾のスター選手・ガディアガも3ポイント。
大阪から加わった2メートル1センチ・土屋もシュートを決めて、競りながら第1クオーターを終えました。
しかし、第2クオーター。
実況
「ペイントで入っていきました、熊谷ドライブ、体制崩す、このボールはモランです、シュート決め切れません」
「攻撃ちょっと停滞中は秋田・赤穂のスリー、これも来ない、オフェンスリバウンド、メコウル、ゴール下を堅く守られシュートが決まりません」
佐賀は、点差を広げにかかります。
第2クオーターでダブルスコアを超える22点差を付けられました。
このクオーターで決めたシュートは2本だけ。
後半、ハピネッツは点差を縮めようと、3ポイントで攻勢を強めます。
新加入メコウルも。
終盤まで食らいついたたものの、前半の点差が響き、ハピネッツ、ホーム開幕戦を白星で飾れませんでした。
20日の2試合目は一転、ハピネッツは、序盤から3ポイントシュートを連発。
前半だけで7人が3ポイントを沈め、テンポよく試合を運びます。
キャプテン田口も得意の3ポイント。
第3クオーター終わって12点リードし、約4200人のブースターも大いに盛り上がります。
しかし、残り30秒を切って、2点差まで詰め寄られます。
残り20秒で佐賀ボールに。
同点、もしくは逆転の大ピンチを迎えながら…守り切ったハピネッツ。
まさに薄氷の勝利。
今シーズンのホームでの初白星をブースターに届けました。
ハピネッツの順位は東地区4位です。
次は23日水曜日、今シーズン最初の平日夜の試合に臨みます。
B1に昇格したばかり、埼玉の越谷アルファーズとホームで対戦します。