ハピネッツ 宿敵・琉球と連戦 元フランス代表・モランの大活躍で1勝をつかむ
バスケットボールりそなグループB1・秋田ノーザンハピネッツは、この土日、最高気温が20度近かった沖縄で連戦に臨みました。
相手は、毎シーズンチャンピオンシップに出場している西地区の強豪・琉球ゴールデンキングスです。
リバウンド数がB1で1位の琉球相手に、14日はうまくインサイドを攻略し、勝利を収めました。
東地区4位のハピネッツ。
14日、序盤は、西地区2位の琉球の持ち味、「ゴール下の高さ」に苦しめられます。
一方のハピネッツも、持ち味を発揮。
激しい守備からの中山のスティールが後半の勢いにつながりました。
琉球の「ゴール下の高さ」に対して、ハピネッツは「速さ」で勝負。
素早いパス回しから元フランス代表・モランが決めます。
リバウンドでも奮闘したモラン、ライスナーの3ポイントにつなげました。
さらに、熊谷とのコンビネーションで、ゴール下に入り込んで得点。
今度は、ゴール下で相手を引き付けて、中山の3ポイントを演出。
モランを起点に多様な攻撃を見せたハピネッツ。
第3クオーターで逆転に成功しました。
モランの、自己最多、23得点14リバウンドの活躍も光り、勝利をつかんだハピネッツ。
リーグ2位の平均得点、85.58の琉球を63点に抑えました。
ヤニスモラン選手
「私が秋田に呼ばれた理由は、コート上でしっかりインテンシティ(強度)を出してチームにエナジーを与えることだと思う。この結果は自分にとってもチームにとっても誇らしく思えるし、2戦目もがんばりたい」
B1での過去7シーズン、琉球相手に連勝はできていないハピネッツ。
15日は、序盤から持ち味の守備を発揮します。
前半だけで6つのスティールを奪い、相手の得点を抑えながら試合を進めました。
しかし、後半、守備の強度が落ちたハピネッツ。
得点能力の高い琉球の選手たちに次々にインサイドに入り込まれ、差を広げられました。
15日は、11点差で敗れ、琉球からの初の連勝はなりませんでした。
ハピネッツ、東地区4位は変わりません。
次は、同じ東地区で3位の群馬クレインサンダーズ戦です。
群馬は15日、東地区首位の千葉を破って勢いに乗っていますが、ハピネッツとしては、直接対決を制して1勝差に迫りたいところです。
大事な直接対決は、18日、アウェー群馬で行われます。