ハピネッツ堅守で今季最小失点で茨城に勝利 ポイントガード対決にも注目
バスケットボールりそなグループB1・秋田ノーザンハピネッツは11日夜、秋田市で同じ東地区の茨城ロボッツと対戦しました。昨シーズンまでのチームメートがポイントガードを務める茨城相手に、ハピネッツのポイントガードがチームを引っ張り今シーズンの最少失点で勝利を収めました。
能代工業出身で、昨シーズンまで6年間ハピネッツでプレーした長谷川暢選手。移籍した茨城でポイントガードとしてチームを引っ張っています。
一方、ハピネッツのポイントガードは熊谷航。
立ち上がり、その熊谷が司令塔として攻撃を組み立てます。
鋭いドライブから赤穂へ。さらに、熊谷は奪ったボールを素早く運び、素早く展開!
ケガから復帰したばかりの赤穂の連続3ポイントにつなげ、ハピネッツは開始早々に13点をリードしました。
第2Qでは差を詰められますが。メコウルやガディアガのブロックで相手の速攻を防ぎ、勢いに乗らせませんでした。
ハピネッツ7点リードで迎えた後半はポイントガードの意地がぶつかります。
まずは熊谷。緩急をいかしたドリブルからモランへの見事なアシストを見せれば…
茨城の長谷川は、3ポイント。
今度は負けじとハピネッツ熊谷も3ポイント。相手のプレッシャーもお構いなしに決めていきました。
熊谷は7得点、そしてチームトップの6アシストと攻撃を引っ張り、勝利に導きました。
今シーズンの最少失点、そしてクラブの歴史の中でもB1では2番目に低い失点に抑えた11日の試合。[秋田 61ー46 茨城]
その一方で、簡単なミスでボールを失うシーンが目立ち、得点もあまり伸びませんでした。
次は14日から沖縄で西地区2位の琉球ゴールデンキングスとの2連戦。さらに来週は東地区3位の群馬クレインサンダース、中地区首位のアルバルク東京と、上位陣との試合が続きます。
まずは、ミスをなくし、自分たちで流れを手放さないことが勝利のカギとなりそうです
田口成浩主将
「このあとまだまだタフなスケジュールで、1試合1試合がフィジカルな試合になりますけれども、僕たち1試合1試合1つ1つのプレーを心込めて頑張りますので、沖縄、え―最低でも300人ぐらい来ていただけたらなと思います。。。はい」
14日がレギュラーシーズンの60試合のうちの20試合目。
シーズンもあっという間に3分の1が終了します。強豪相手ですがチャンピオンシップ進出に向け期待したいと思います。