ドラフト会議・TDK権田投手「洗濯物を干しているときに“指名されたぞ”と」喜び語る
プロ野球ドラフト会議でオリックス・バファローズから7位指名を受けたTDKの権田琉成投手が記者会見を開きました。権田投手は「数十年活躍して、秋田県を盛り上げられるようにしたい」と意気込みを語りました。
権田琉成投手は長野県出身の23歳で、東京の明星大学を卒業後TDK野球部に入り2年目です。きのうのドラフト会議でオリックス・バファローズから7位指名を受け、27日、記者会見を開きました。
権田琉成投手は「小さいころからの夢がいまかなったのですごいほっとしています。TDKで約2年間培ってきたことを上の世界でも、もっと努力してそれ以上の選手になれるよう頑張りますので今後とも応援よろしくお願いします」と喜びを語りました。
権田投手は、力強いストレートで押す強気のピッチングが持ち味で、TDKでは1年目から大事な場面でマウンドを任されてきました。また去年は23歳以下のワールドカップに日本代表として出場し、抑えのエースとして活躍。大会MVPに選ばれました。北秋田市出身の中嶋聡監督率いるオリックスの県関係選手のドラフト指名は3年連続です。
おととしは権田投手と同じTDKの小木田敦也投手が、そして去年は明桜高校出身の曽谷龍平投手と小坂町出身の杉澤龍選手が指名されました。権田投手自身も周囲も指名は想定していなかったといいます。
会見で権田投手は「自分の部屋で洗濯物を干しているときに周りから「指名されたぞ」という形で知りました。これから数十年と活躍してもっと秋田県を盛り上げられるように、また野球をもっと秋田で有名にできるように自分自身頑張ります」と抱負を語りました。開幕1軍と新人王を目標に掲げた権田投手。秋田での経験も糧にプロの舞台へと進みます。