×

民間企業の参加数が倍増!地域で気軽に取り組める「フードドライブ」でSDGsに貢献 名古屋市

2024年4月17日 19:02
民間企業の参加数が倍増!地域で気軽に取り組める「フードドライブ」でSDGsに貢献 名古屋市
家庭にある手つかず食品を持ち寄り、まとめてフードバンク活動団体や地域の福祉施設などに寄付する活動「フードドライブ」。職場や地域等で気軽に取り組めることから、SDGsにも貢献できる取組みとして注目を集めています。

名古屋市でも「フードドライブ」に注力しており、市内では大手百貨店や図書館、市民プールなど数々の民間企業が「フードドライブ」を開催。名古屋市によると、同取り組みに参加参加する民間企業は、ここ2~3年で一気に倍増したそう。

名古屋市も「認定NPO法人セカンドハーベスト名古屋」を通じて、市内2か所を拠点に「フードドライブ」を開催。名古屋市によると、令和4年度の回収点数は平成28年度の1,391点から4,491点へ増加、回収総重量も平成28年度の約460㎏から約2,094㎏に変化するなど、関心度の推移を数字で見ることもできる。

「フードドライブ」では、肉や魚などの缶詰やパスタやうどんなどの乾物、インスタンド・レトルト食品など様々な食品を回収。毎回多くの食品が寄せられるなか、名古屋市によると「お米」の回収率がやや不足しているという。

名古屋市では、フードドライブ用の回収ボックスやのぼり旗の貸し出しを実施。多くの民間企業が同取り組みに気軽に参加できる環境が整っている。

名古屋市の担当者は、「フードドライブ」の取り組みは“寄付”が主軸となるため、市民の身近にある“民間企業”の存在は大きいと話す。また今後については、「民間企業の参加数が増えることで、“フードロスの輪”が広がってくれたら嬉しい」と述べた。

近年では、大手コンビニの各店舗内に、「フードドライブ」専用の回収ボックスが設置されるなど、その輪は着実に広がり続けている。

名古屋市のフードドライブ実施場所は、名古屋市HP内で公開中。

  • 中京テレビNEWS NNN
  • 民間企業の参加数が倍増!地域で気軽に取り組める「フードドライブ」でSDGsに貢献 名古屋市